私は昔からGMに異様なこだわりがありまして、
よく気に入った曲を覚えて口ずさんでいたものです。
挙句の果てに周囲に聴かせると言う・・・(笑)。
年を追う毎に音源は進化しました。
最近は映画的な臨場感があると言っています。
ですが私は、音楽自体は昔に比べて退化している様に思えてならないのです。
これには幾つか理由があると思います。
1、音源で誤魔化そうとする。
2、映画的を意識し過ぎ。(本質が違う事をわかっていない。)
3、作り手が馬鹿になってきた。
4、貴方の仰る様にメーカーのこだわりが無くなった。
5、買い手がそれのこだわりを持っていない。
こんなところだと思います。
また私はメロディこそがGMの真髄と信じております。
昔は確かに機材は質素でしたが、そこから名曲が生まれていました。
ドラキュラなどはFCの音源から素晴らしい曲が出ました。(貴方はどれがお好きですか?)
現に後の作品で幾つもの名アレンジを生み出し、シリーズの定番化し、
しかも使いまわし的な嫌味が無いのです。
そしてそれが作品毎の新曲をたてているのです。
しかし、今ではアレンジの楽しみは失せてしまいました。
はっきり言ってどれも雑音です、ちっとも心に響きません!
それなのに今は沢山のアレンジが出ているのが理解できません。
まあ、とにかく私はメロディーを重視しているのです。
それは今までのお話からもよくお分かり頂けると思うのです。
最近のゲーム音楽事情について全体を見回してみると、
何だかきちんとして旋律がないな、と言わざるを得ません。
昔は先に書いたように、気軽に口ずさめ、
そうする度に頭の中にそこの場面が浮かび上がってくるのですね。
そうしてまたそのゲームがやりたくなってくる、
この様な良い循環を生み出せたのが昔のゲームでありました。
またシリーズ物などはそれぞれに「らしさ」がありました。
それにより固有のファンと言う存在が出来あがったのではないでしょうか?
しかし今ではどうでしょうか。
どの曲を聴いても個性が感じられなくなって来ております。
言われて見て初めて「ああこの曲ですか。」と気付く事もしばしばですし、
サントラを聴いていても「らしさ」が伝わって来ないような気がします。
そのような曲では到底アレンジなどは作れる筈が無いのですが、
今ではまあ、色々あるのですね。
私にとってはただ単に聞き苦しいだけですが・・・。
その原因ですが元の曲に説得力が無い為にいざアレンジしても
何が何だか訳が分からなくなり、結局の所、音源でお茶を濁さざるを得ないのです。
ここはMIDI中心のページですので、ここにいらっしゃる方々は
お分かり頂けるとは思いますが、やはり元の曲があってこそ良いアレンジが
初めて実現可能になるのです。
ですからアレンジどうこうよりも、その元が駄目ならどうしようもありません。
繰り返しになるようですが、やはり音楽は「作り手の心」をメロディーにして
受け手である私達にきちんとした「言葉」を伝えて下されば、と思います。
それにより初めて「それに答えられる」アレンジが生まれるのです。
私は、是非初心に帰ってゲーム音楽の本当の良さを多くの方々に
考えて欲しいと思います。